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コラム

原油価格が高騰しています


異常事態

原油価格が高騰しています。このため、レギュラーガソリン1Lの価格が160円を超える店が現れ始めています。少し前迄は1Lあたり130~140円程度であったことを考えると、凄まじい高騰になっています。
 

原油価格の高騰が続いている


オミクロン株の症例は軽症が多く、エネルギー需要に大きく影響を与えないとみられていたところに、ウクライナ情勢緊迫による地政学リスクが原油価格を押し上げている。今後も価格は高止まりしそうだ。 原油価格が凄まじく上昇していることから、建築に必要な部材の価格が急騰しています。アルミ、鉄、壁紙、ガラス、電線などは石油がなければ生産できないので、原油価格が高騰すれば価格が上昇します。
 

さらに、輸送用コンテナの調達費用および輸送費も高騰しています。輸送費が高騰している理由ですが、ここでも原油価格の大幅な値上がりが影響しています。 木材については現地の生産価格が下がり始めています。年末または来年前半には価格が下がったことを実感できる可能性が高いです。しかし、材木以外の建築資材における価格は、しばらくの間は高騰したまま推移する可能性が高いです。
 

今年の年末から来年初めにおいて建物を建築する場合、その建築費用はコロナ禍に陥る前における費用よりも1~2割程度高くなるのではないかと予想しています。 今年の年末、または来年の初めに新築戸建住宅、新築マンションの購入を予定している方は予算をやや大きく見積もっておく必要があります。 中古物件を購入される方におかれても、壁紙等が値上がりしているので、リフォームをする場合には費用を多めに見積もることをお勧めします。